For being eligible to apply, do I have to be a university student?
どういった人が入居できますか?
大学、大学院や専門学校などの高等教育プログラムに在籍している方であればどなたでもご応募頂けます。
SYSP “Share Your Story Professionals”とは、多様な人々、価値観に触れる環境の創造を目指すU Shareのコア・プログラムの一つとなります。ロールモデルとなる社会人のスピーカーの方々をお招きして、自身のこれまでの人生やキャリアについてシェアして頂き、学生に見聞や視座、ネットワークを拡げる中で一歩踏み出す勇気を持ってもらうことを目的に実施しています。ゲストスピーカーとしてお越しいただく社会人の方々は本当に多様なバッググラウンドを持っていらっしゃる方々ばかり。今回は、これまでにお越しいただいたゲストスピーカーの方々のプロフィールを紹介させていただきます。
日本生まれ日本育ちだったものの、アメリカのリベラルアーツ大学に通う姉の影響を受け、アメリカ留学を高校3年で決意。日米同時受験をし、東京大学文科一類に1学期間通った後中退し、グルーバンクロフト・東京倶楽部奨学生として米国マサチューセッツ州のWilliams Collegeに入学しました。卒業後、大手戦略コンサルの東京及びニューヨークオフィスで経験を積んだ後、ハーバードビジネススクールに留学。現在は、大手戦略コンサルのワシントンオフィスにてマネージャーを務めていらっしゃいます。
佐久間さんには、”大手戦略コンサル、米国MBAを経て、その先に見据えるキャリア”というテーマでお話しいただきました。日本生まれ日本育ちで、国際的なバックグラウンドを持たないいわゆる「純ジャパ」であった佐久間さんが、ご自身の価値観とその後のキャリアパスを大きく変えたリベラルアーツカレッジへの正規留学の体験談に始まり、「Succuss(人生の成功/目的)」について、これまでのキャリアを振り返りながらお話しいただきました。「How to Define Success」「How to Measure Success」など、人生の成功とは何か、その達成度をどう評価するかという視点に立ち、前者については利他的な活動が成功の主軸にあること、後者についてはどれだけ多くの人にどれだけの影響を与えることができたか等、とても学びの多いお話でした。
The Breakthrough Company GO 代表取締役 PR/CreativeDirector。
2007年 博報堂入社され、マーケティング・PR・クリエイティブの3領域を経験、TBWA /HAKUHODOを経て2017年独立。「表現をつくるのではなく、現象を起こすのが仕事」が信条。総務大臣賞なども多数受賞されており、『言語化力(言葉にできれば人生は変わる)』(SBクリエイティブ)をはじめ多数のビジネス書も出版されています。大学での講師や、テレビの情報番組でコメンテーターなども務めていらっしゃいます。
The Breakthrough Company GO は、日本で唯一の「事業クリエイティブ」企業ということで、経営者として世の中の動きとニーズについてどのようにお感じになられているのか等についてもお話しいただきました。「どれだけ頑張っても、クリエイティビティがなければ売れない!」という強いメッセージは学生の心に強く響いたに違いありません。質疑応答コーナーでは、学生から「今まで一番記憶に残った(心を動かされた)案件は?」や「クリエイターという職業について、マネタイズの仕方について」など、なかなか深い質問も出ました。
慶應義塾大学経済学部卒業後、英国ユニバーシティカレッジロンドン(UCL)都市開発経済学修士課程修了(優等/Distinction)。その後、金融機関やITアドバイザリーファーム、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社を経て株式会社オウルズコンサルティンググループに参画していらっしゃいます。従事されている事業は多岐にわたり、環境政策(カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー等)、気候変動対策に係る情報開示、サプライチェーンにおける人権対応など、サステナビリティ分野における広範なテーマに対する知見を有していらっしゃいます。
当日は、エシカル(倫理的)の定義「エシカルとは人・社会・地球環境・地域に配慮した考え方や行動」という根底の部分から教えていただきました。以前から国連でも議論を重ねている気候変動や児童労働等の問題に対して、エシカルであるために何ができるか、という観点についてもお話しいただき、その上で、なぜいまエシカル消費が重要なのか?ということについてもあらためて考えるきっかけをいただきました。SDGs開発目標の達成を目指す中で、実際のデータやファクトそして人々の意識調査などを紐解く重要性についてもお話しいただきました。「人は知れば、気にかける」ということから、”今からでもできる”という我々への期待をこめたメッセージを参加者は強く感じていました。
一橋大学商学部経営学科をご卒業後、2011年4月、株式会社みずほコーポレート銀行(現・株式会社みずほ銀行)入行。本店営業部にて、事業法人のリレーションシップ・マネージャーを担当されました。2015年4月にはゴールドマン・サックス証券株式会社に入社され、投資銀行部門アドバイザリー・グループのヴァイス・プレジデントとして、主にクロスボーダーM&Aの助言業務及び株式・債券による資金調達関連業務に従事されました。2021年6月より株式会社GENDA CFOに就任され益々ご活躍の幅を広げていらっしゃいます。
金融業界におけるキャリア構築を中心に、人生設計をする上で絶対に欠かせない金融教育についてお話しいただきました。また、通常の講演会などではお聞きすることができない実体験に基づいたリアルな意見もシェアしていただき、入居者にとってはそれぞれの実生活と重ね合わせながら理解を進められる貴重なお時間となりました。また、セッション終了後は渡邊さんにも交流会にご参加いただき、SYSPの時間の中だけではお伺いできなかった質問等にも丁寧に答えていただき、大変有意義な時間となりました。