For being eligible to apply, do I have to be a university student?
どういった人が入居できますか?
大学、大学院や専門学校などの高等教育プログラムに在籍している方であればどなたでもご応募頂けます。
<PROFILE>
上田 真路 Co-founder (写真右)
建築家。U Shareの拠点開発、不動産企画投資、設計デザインを統括。自身の原体験でもある「住む場所が人を変える」を広めるべく、元来の建築家という領域を飛び出て挑戦中。 早稲田大学建築学科卒業、同大学院修了。ハーバード大学デザイン大学院(不動産デザイン学科)修了。
井上 貴文 Co-founder (写真左)
アーバニスト。U Share の企画、運営など事業開発全般を統括。自身の英米両国での寮生活の原体験をU Shareの事業創造に活かすべく奮闘中。 慶應義塾大学総合政策学部卒業。ハーハード大学デザイン大学院(都市計画学科)修了。
創業者の一方は建築、不動産と金融のバックグラウンド。もう一方は都市計画とデザイン、コミュニティ、金融のバックグラウンド。そんな異なるバックグラウンドを持った二人がハーバード大学で出会ったことでU Shareができました。U Shareにおけるこだわりや思い、U Shareのこれからについて共同創業者の考えをみなさんにお届けします。
世界に遅れをとる、日本の”住まい”と”学び”の一体デザイン
U Shareはハーバード大学でも使用されているレンガ(ケンブリッジ・ブリック)を使用し、海外の環境デザインや空間設計を意識して作られています。具体的には、個人のスペースをきちんと確保しつつ、ほどよいShare (交流や意見交換) ができる空間であると共に、自己研鑽と切磋琢磨が生まれるような環境デザインと導線設計を意識しています。プライベート (Individual) 空間とパブリック (Shared) 空間の最適な棲み分けを目指した設計ということですね。日本で大学と言えば、学びのために通う場所というイメージが強いですが、英米では「共に住む」ことも大学生活の大きな要素の一つと考えられています。例えば、欧米の大学では敷地内(オンサイト)に学生寮があるのが当然で、多くの場合、学部1年生は寮に一緒に住むことが決められています。寮では日常生活の中で交流が自然と生まれるよう、人の出入りの多い1階にはコモンルーム等の共用部を配置したり、広いキッチンスペースを設けたり、あえて廊下を狭くしたりと意図的な「デザイン」が随所に散りばめられています。「学生たちの人生や学びを豊かにするためにどのような学習環境、生活環境を整えるか」という問いが常にデザインの中心にあるのです。最近、日本でも全寮制の大学や学部等が増えてきていますが、その整備状況及び内容は世界に比べればまだまだ遅れている状況です。
Shareすることで成長する。夢が生まれるU Share
U Shareでは「どんな仲間と、どう住まうか」が非常に重要であると考えています。この考えは創業者の米国や英国への留学・寮での共同生活において、世界中の人とつながることのできる英語という共通言語を用い、各々の個性を活かした刺激あふれる時間と場を共有し、自身の成長を想像もつかないレベルへと持っていくことができた原体験が始まりです。そんな自身の原体験から、「全てはshareすることから始まる」と考えるようになりました。例えば周囲に馬鹿にされるような夢や悩みでも、周りには必ず理解し、サポートしてくれる仲間がいるはずです。住まいや時間のshareを通じてお互いを理解し、刺激を与え合い、学び合い、ともに人として成長していく。そんなshareの正の連鎖が日常的に起きるような場所、世界を創っていきたいと考えています。社会を大きく変える可能性のある活動やビジネスプランがU Shareでのshareから生まれたら嬉しいですね。
U Shareで新たな日本社会のNodeを増やしていく
U Shareは今後、西早稲田エリアだけでなく、慶応三田エリア、東大白山エリアなどでの拠点オープンを目指します。東京を中心としたモデルを構築した後は、関西や政令指定都市での拠点を立ち上げ、その後は国内外で拠点を継続オープン予定です。U Shareの拠点が増えることは、人と人との有機的な繋がりが増え、地域が活性化することを意味すると私たちは考えます。U Shareの国際色豊かな、かつエネルギッシュな住人が増えれば、まちの雰囲気は変わっていくはずです。このような影響の起点となるものを都市計画・デザイン用語ではNode (結節点)と呼びます。このNodeを増やしていくことで、点と点が繋がり線となり、そしてその線が繋がっていつしか面となればU Shareは世の中に大きな影響を与えることができると思います。ややもすると分断されゆく時代になりかねない岐路に差し掛かっている世界の情勢ですが、U Shareから巣立っていったメンバー同士の一生涯続く強力な世界中のネットワークが、こういった状況を打開してくれると信じています。さて、少しずつ同じ船に乗ってくれる冒険者(仲間)も増えてきました。U Shareのこれからの挑戦を楽しみにしていただければと思います!