For being eligible to apply, do I have to be a university student?
どういった人が入居できますか?
大学、大学院や専門学校などの高等教育プログラムに在籍している方であればどなたでもご応募頂けます。
5月14日、U Shareが運営する社会人向けシェアハウス「U Share南青山」で、初めての SYSP(Share Your Story x Professionals) が開催されました。今回は、U ShareファウンダーのMasaに加え、金融業界やコンサルティング業界で働く住民たちがゲストとして登場。学生たちにとって、社会人のリアルな声を聞くことができる貴重な時間となりました。
Share Your Story x Professionalsとは
Share Your Story x Professionals とは多様な人々、価値観に触れる環境の創造を目指すU Shareのコア・プログラムの一つです。U Shareの住人をはじめとするオーディエンスのロールモデル足り得る社会人のスピーカーの方々から自身のこれまでをシェアして頂き、学生に見聞や視座、ネットワークを拡げる中で一歩踏み出す勇気を持ってもらうことを主眼としています。
ハーバードで気づいた、成長の場としての「住まい」
まずはメインスピーカーであるMasaが、自身のキャリアとU Shareの創業した背景についてプレゼンテーションをしました。若手時代に携わった六本木ヒルズの開発プロジェクトでは、敷地内に元からあった日本庭園を生かしながら新しい建物を建てるという設計に関わり、心地よい空間をつくることを意識していたそうです。
そしてプレゼンの後半では、ハーバードの大学院で留学していた時の経験や、そこからU Shareを創業した経緯。そして、今後U Shareを世界に展開していくビジョンについても語られました。住まいを単なる空間ではなく、「多様な人々がつながり、成長しあう場所」にするという考えに共感が集まり、多くの質問が飛び交う時間となりました。
外資系企業での経験から学んだこと
Masaのプレゼンの後に、U Share南青山に住む社会人ゲストたちが、自らのキャリアをシェアしてくれました。特に印象的だったのは、外資系企業特有の文化についての話。
「外資では“何時間働いたか”じゃなく、“成果が出たか”がすべて。」
このような「効率性重視」の文化に最初は戸惑いながらも、次第に「無駄を削ぎ落とす」働き方や、自律的な判断力が身についたと話していました。そして、ゲストの社会人住民からは、こんなメッセージがありました。
「若いうちに、本気で頑張った経験があると、それがあとから自信につながる。」
“無理して働け”ということではなく、一時的にでも、自分なりに本気で仕事に向き合ってみる経験は、キャリアの土台になるという言葉は、多くの学生にとって新鮮だったようです。
同時に、「頑張る」と「無理する」は違うということも繰り返し伝えられていました。
「しんどい時は立ち止まってもいい。無理して続ける必要はないと思います。」
社会に出ると、つい無理をしてしまいがち。だからこそ、「自分の心と体を大切にすること」や「適切に“逃げる”ことが必要な時もある」というアドバイスには、安心した学生も多かったようです。
最後の交流タイムではピザを片手に、学生と社会人が自然に会話を楽しむ様子も印象的でした。
「働くことへのイメージが少し変わった」
「社会人ってもっと遠い存在だと思ってたけど、とても身近に感じられた」
そんな声が学生から聞こえてきました。年齢や立場を超えて学び合える場は、U Shareならではです。
「今の一歩」が、未来につながる
U Share南青山でのSYSPは、“未来の自分”を描くヒントに満ちた2時間となりました。
一流の現場で活躍してきた人の話、外資のリアル、そして「世界で人と人がつながる場所をつくる」という壮大なビジョン——。
どんな道を歩むかは人それぞれ。でも、誰かのストーリーから、自分の一歩が見えてくる。
そう感じられる夜でした。